遺品整理で出て来た美術品は専門業者に鑑定を依頼しよう
遺品整理で出て来た美術品は専門業者に鑑定を依頼しよう
亡くなった親族の遺品整理をしていると、沢山の物の中から絵画や彫刻、陶芸などの美術品が見つかります。
生前の持ち主は物の価値が分かっていてコレクションしていた一方で、残された遺族はただ物が残されただけでその価値を把握していないことも。
そのまま受け継いでも良いのですが、スペースに困ったり相続の問題など状況によってはお金に換えなければならない場合もあるでしょう。
美術品をどうするのか決める前に、正確な物の価値を知ることが大切です。
美術品の鑑定は、専門的な知識を持った鑑定士の在籍する専門業者に依頼します。
売却する場合は少しでも高値で取引するために、数社に依頼すると良いでしょう。
トラブルを避けるために査定やキャンセルが無料であるか、査定後にキャンセル可能なのか事前に確認しておくことがポイントです。
美術品の中には有名作家や時代背景によって、高価な値が付くものがあるため売却の際は比較検討することが大切です。
美術品の鑑定書は査定で提示される価格に期待と自信が持てる
美術品は真贋の証明や価値を補助する書類がない場合と、ある場合ではやはり査定価格に差が出るのではないでしょうか。
鑑定書は鑑定のプロが作品を評価したという一種の証明書なので、この書類がある美術品は自信を持って査定に臨めたり、提示される価格に期待が持てるはずです。
美術品は時代の変化と共に評価も変わることがありますが、鑑定書はあるタイミングにおける評価ということになります。
ただ真贋が分かるだけでもかなり違いますし、全く1つも書類がない美術品の査定と比べれば、圧倒的に自信を持つことができると思われます。
査定がスムーズに進んだり、鑑定が確認できる書類がつくということで、価格にプラス評価が反映される可能性もあります。
いずれにしても一度専門家に見てもらう価値はありますし、価格が分かれば将来的な値上がりや今後の売却にも期待感が出てきます。
作品の価値に不安を感じる場合は、不安を解消する意味でも、専門家がいるお店を探して相談してみるのが良いのではないでしょうか。